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弱者こそアイデアで勝負しなければならない。~新しい商材(アイデア)の作り方

新しいアイデアを出していかないと事業は緩やかな死に向かっていきます。

小規模事業者こそ大企業にないアイデアで勝負していかねば生き残れません。

今回は、クリエイティブな発想を思い浮かべる手法について考えて行きましょう。

無理繰りアイデアをだす手法~オズボーンのチェックリスト

いまあるの製品・サービスを出発点として新しい商品をを思いつくために9の視点から考えてみる方法です。

*オズボーンのチェックリストと呼ばれています。

オズボーン氏はアイデア発想方法として有名なブレーンストーミングの開発者として有名な米国人です。

このオズボーン氏は、広告代理店の副社長をしていた時期もあり、アイデア創出方法について、9つの視点に分類しました。

 

①転用 新しい用途を開発できないか。他分野への適用できないか。
②応用 似たものはないか。マネできないか。
③変更 意味、色、機能、音、様式、形を変えられないか
④拡大 より大きく、強く、高く、長く、熱くできないか時間や頻度を多くできないか
⑤縮小 より小さく、軽く、弱く、短くできないかなにか省略、分割できないか
⑥代用 人、物、材料、素材、製法を代用できないか
⑦再利用 要素を、型を、配置を、順序を、因果を、ペースを変えたり、廃棄されたものを再利用できないか
⑧逆転 前後、左右、上下、順番、役割を入れ替えたらどうか
⑨結合 既存技術、製品、サービス、目的、ユニットを組み合わせたらどうか

 

実際にオズボーンリストを使ってみよう。

オズボーンリストを利用した新しい事業アイデアについて、実際に考えていきましょう。

今回はイメージがわきやすいように乳酸菌と甘いもので縛ってみました。

 

実際に使ってみよう① 明治のR-1

乳酸菌飲料の明治のR-1は有名です。小さな飲むヨーグルトの入れ物に入っているものは、冬に時々コンビ二で買います。

r-1

既存のヨーグルトだとどうしても食べるのが億劫ですし、捨てる場所にも困ります。手が汚れる可能性もあります。そんななか、乳酸菌は手軽に取れるドリンクタイプの登場からだいぶ一般的になってきたように思います。

R-1ドリンクタイプは外出先で手軽にとれるため、③変更(容器の変更)を加えています。

また、①転用(用途の転用)の概念を利用しています。もともとヨーグルトは腸内環境を整えるということで、健康に良い。便秘に良いという売り出し方をしていました。明治R-1は用途を転用した代表例です。新しい用途とは、「風邪をひかない」「インフルエンザ予防」という価値です。R-1は便秘や腸内環境を整えようという意識のある人だけでなく、「風邪をひきたくない。」「インフルエンザにかかりたくない」という新しい客層(市場)を創造しました。

実際に使ってみよう② ロッテの「乳酸菌ショコラ」

さらに、ロッテの「乳酸菌ショコラ」についても検討を加えたいです。

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最近寒くなってきました。冬の商戦に向かって各社新製品を投入しているような感じがします。

オズボーンリストから検討すると、②応用 ⑥代用が該当してくると思われます。乳酸菌のヨーグルトタイプでは、手軽に乳酸菌を取れることの重要性に企業は気がついたのではないかと考えます。ロッテは生きた乳酸菌は胃酸に弱い。この解決方法として通常はカプセルに入っていることが多いです。ロッテは独自技術により、カプセルではなく、チョコで代用することで生きたまま乳酸菌を腸内に届ける製品を開発しました。

 

実際に使ってみよう③ サクマ製菓の「4種のバランス乳酸菌」

サクマ製菓は、飴に乳酸菌を取り入れる製品を開発しました。オズボーンリストで検討すると②応用と⑨結合ではしょうか?乳酸菌を模倣できないだろうか?と当然サクマ製菓は考えたでしょう。また自社の得意であるアメ市場に対してアメと乳酸菌を⑨結合させることで新しい製品を作り出しました。

さらに、サクマ製菓は機能別に4種類の乳酸菌(「生きて届く」乳酸菌、「ふせぐ」乳酸菌、「まもる」乳酸菌、 「たかめる」乳酸菌)を配合する(既存の乳酸菌4種を結合)することで他社との差別化を図っていると考えます。

実際に使ってみよう④ ポッキー大型版

ポッキーもオズボーンリストで書くと④拡大がありました。おなじように、ばかうけも大型のものがサービスエリアなどで売られています。

最後に 小規模事業者こそアイデア勝負

今までの事例は、誰でも知っているメーカーの商品を分析したものです。

実際には、自社の製品・サービスを検討するのは、事業者である・あなたです。

小規模事業者は大企業のように役割分担が出来ません。

社長がアイデアをだしていくしかないのです。

雑談として「こんなものがあったらいいよね!」気軽に仲間と話しをしていくうちに、事業のアイデアが浮かぶことも多いです。

仲間と気軽にオズボーンのチェックリストを見ながら考えてみませんか?

新しい自社のヒット商品・ヒットサービスが思いつくかもしれませんよ。

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